「気象コンパス」は、気象に関連する疑問や課題に対して、ヒントやソルーションを示す、
羅針盤(コンパス)の役割を果たします。
トピックス: 衛星からスマトラ沖地震による津波を観測
今回発生した地震・津波を契機に、地震・津波監視網の必要性が高まっており、国際的な支援が実行されつつあります。そんな折、上空約1000kmを周回しながら、海水面の形状などを観測しているJason-1,Topex/Poseidon,Envisat衛星がそれぞれ津波を観測したとの情報http://www.aviso.oceanobs.com/html/applications/geophysique/tsunami_uk.htmlは、今後の津波監視手段の一つとして大いに期待されます。津波の第1波(波高約50cm、広がり400−500km)および第2波などが見事に捉えられています。当局者は、今回たまたま津波が観測されたものであり、これらの衛星は津波監視の可能性を持っているが、津波の伝播速度が時速約800kmと速いこと、周回衛星であるため観測域に空白が出ること、観測から警戒までにデータ処理時間がかかり過ぎることなどに留意しなければならないと述べています。国際協力による多数の衛星の投入と衛星を利用した津波監視技術の開発が望まれます。(2005年1月23日記)


(これらの図は上記のホームページに記載されているものの一部です。左図のスマトラ沖地震の津波シミュレーションに対応して、右図の破線内には南緯5度辺りから赤道にかけて津波の第1波に伴う海面の高低が見られます。詳しい説明はホームページを見てください)

* 「気象コンパス」は、気象に関連する官庁や企業のOBを中心とした技術者・研究者グループです。
* 「気象コンパス」は、気象に関連する技術・気象学の成果の普及を目指します。
* 「気象コンパス」は、気象に関連する情報の交流・発信の場です。
「気象コンパス」は、当面、以下のような活動を行ないます。 気軽にご相談ください。
― 予報技術や気象学の動向に関する講演・執筆
― 気象予報士試験受験者に対する支援
― 予報技術や気象知識の修得を目指す方への支援
― 気象の他、地震や津波などに関する相談(気象情報の利用法、気象測器の保守・検定、気象証明の取得など)
― 気象一般に関する調査(国内外)
{気象コンパスが取り組みたい研究テーマ}
● ウエブサイトを用いた気象学・予報技術の学習システム
● ボランティア気象観測ネットワーク
● 天気カメラを利用した気象・環境データベース
「気象コンパス」の活動に関心のある方の参加を歓迎します
「気象におけるコンピューターに支援された学習(CAL)および遠隔学習に関する第6回国際会議」
7月12日から16日まで米国コロラド州デンバー近郊のボールダー市にあるNCAR(米国大気科学研究センター)で開かれたCALMet2004(6th
International Conference on Computer-Aided Learning (CAL) and Distance
Learning in Meteorology)に参加しました。 アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、フィンランド、ブラジル、日本などから約50名が出席しました。会議では、予報官の教育のための事例集や気象教育を支援するためのライブラリーなどについて、先進的な研究成果が発表されました。
日本にとっても参考にすべき事例が見られました。 一方、NCARでは、独自に気象学習プログラム(COMET)を運用しており、日本語バージョンの作成について協力を惜しまないとのことでした。
お知らせ:COMETの気象教育・研修(Meteorology Education & Training) http://meted.ucar.eduサイトには、気象学や気象予報の種々のテーマ
毎のテキストが掲載されています。「気象コンパス」ではこれを日本語に訳しながら勉強したい方を募集しています。
お知らせ: C.Donald Ahrensによる「METEOROLOGY TODAY」は、地球大気、温暖化、気候、気象光学、大気の湿潤、凝結(露、霧、雲)、大気安定度と雲の発達、降水、大気の運動、風(局地的および地球規模の風系など)、気団と前線、中緯度低気圧、気象予報、雷とトルネード、ハリケーン、大気汚染、気候変化など、気象学のほとんどすべての分野をカバーしているテキストです。2003年に第7版が出版さ
れており、約600ページ、CDーROM 付です。「気象コンパス」ではこれを日本語に訳しながら勉強したい方を募集しています。
代表者 古川武彦
問い合わせ先 E-mail address: furukawa@met-compass.ecnet.jp
電話 048-446-2261
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